さて、これがその制作した回路です。実際には電源にACアダプターを使いましたが。
回路敵には至って簡単で、ラグ版で制作できます。使用部品はこれまた一般品で、型番に注意する必要があるのはトランスの「ST-32」位です。これは秋葉原の千石通商と言う店に行けば手に入ります。総武線ガード下の店でも手にはいるかも知れませんが、値段が高いです。その他の部品は基本的にどんなものでも構いません。トランジスタは2SC型であれば構わないし、可変抵抗も100キロオームでも構いません。スピーカーは8オームと書いてありますが、4オームでもきちんと鳴るはずです。この程度の回路ではそんな程度の部品選別で実用の回路が出来てしまいます。
しかし、この回路には欠点があります。報知回路が音によるものであるということです。そのため、私は結果教師に見つかり、説教されてしまいました。が、スーファミは守れたので良しとします。
そこで、改良バージョンとして報知装置にLEDを使用した回路がこれです。
これは先程の回路からトランスを取っ払って抵抗とLEDを付けたものです。抵抗の値は(電源電圧÷0.02=抵抗値)で求めて下さい。電源が9Vなら450オーム位でしょう。さらにLEDには極性があるので逆差しは不可です。LEDを覗き込んで、発光部分の大きい方の端子がマイナスであることが多いです。その他は先程の回路と変わりません。可変抵抗の値はできるだけ大きくしましょう。そのほうが消費電流を抑えられます。あんまり大きくするとLEDが光らないかも知れませんが。しかし、LEDというのは発光量が少ないので見過ごしてしまうこともあるかも知れません。それでは対教師センサー失格です。
そこで、改良バージョン2として報知装置を豆電球にしたものがこれです。
豆電球ならピカーッと光りますので見逃す事はないでしょう。トランジスタの選別によっては、豆電球の代わりにマブチモーターを付けてバイブレーション(振動)仕様にすることも出来ます。その場合にはコレクタ電流が最低700mA流せるトランジスタを選んで下さい。そうしないとトランジスタが燃えます(笑)。
さて、回路はこれでいいとして、問題なのはドアが開いたことを検知するセンサーをどうするかです。最も原始的かつお手軽なものとしてリードスイッチ(磁気検知式)がありますが、確実性には欠けます。後は光検知や振動検知等ありますが回路が難しくなるうえにこれまた確実ではないので、私は最も確実で物理的なマイクロスイッチを使いました。
これがそれです。下手な絵ですが、左の図が横から見たところ、右が上から見たところです。ポイントは左図のように、マイクロスイッチの検知板に更にスズメッキ線or抵抗の足を付けたところです。こうすることにより旅館のドアが洋式でも和式でも通用します。洋式の扉の時は手前に開くので、図のAの面に両面テープを貼り、ドアのすぐ側に付けます。和式の場合は横に開くのでBに両面テープを貼り、ドアが閉まるとスイッチが閉じるようにします。
ちなみにトランジスタ2SC1815の端子は左図のようになっています。間違えるとうんともすんとも言わないので気を付けましょう。また、トランジスタの足は型番ごとに違うことが多いので、使用時には必ず規格表で端子を確認しましょう。
1996 Copyright JSRC<Y.Hayashi>